サプリメント
<サプリメント>
サプリメント(Supplement)は英語で「補うこと」を意味しています。「サプリメント」はその名の通り、食事を補う栄養食品のこと。薬ではないので飲めばすぐ効果が出るものではありません。最近ではコンビニでも当たり前のように置かれるようになりました。
健康の基本は栄養バランスの取れた食生活。。。そんなことは百も承知だが、実現するのはなかなか難しいもの。
それに加えて肝心の食品の栄養価も年々下がってきている。「昔の野菜は美味しかった」とはよく言うけど、それは気のせいでも何でもなく、農地が痩せたために作物の栄養価は確実に低下している。例えば、ホウレンソウに含まれる鉄分の含有量はこの半世紀で85%も減っているのが現状である。
しかも加工食品に頼り、日々ストレスにさらされていると、ビタミンやミネラルなどの栄養素の消耗率は上がる。栄養価に乏しい食べ物だけで、消耗分をまかなうのは大変なこと。食の栄養バランスを整える努力は続けながら、サプリで足りない栄養素は積極的に補いたい。
サプリはあくまで食品。いつ摂っても本来は自由なものであるが、その効果を最大限に引き出すコツはある。
第一にパッケージの表示通りの目安量をしっかりと守ること。摂れば摂るほど良いわけではないし、脂溶性ビタミンのように体内に蓄積する成分は過剰摂取によるマイナス要因になる。また飲むときはカフェインなど余計な薬理作用があるお茶やコーヒーを避け、真水またはぬるま湯で摂るようにしよう。
摂取タイミングも重要。食事と一緒に摂れば、胃腸が活発に動いているので栄養素が吸収されやすい。もっとも、一番大事なのは長く続けること。サプリは継続して摂らないとプラス作用は期待できない。朝食後や仕事中のブレイクタイムなど、習慣化しやすいタイミングで摂るのがベストである。
カラダ作りの3本柱はトレーニング、休養、栄養補給。休養が足りなければカラダを壊すし、熱心に鍛えても栄養不足ではトレーニング効果は上がらない。
当たり前のようではあるが、まずは1日3食きちんと食べて、サプリも利用しながらビタミンやミネラルを過不足なく補給すること。激しい運動はビタミンやミネラルを大量消費するので要注意。
トレーニングの質を上げるには、運動前後の栄養補給が重要。運動前は疲労や筋肉の分解を抑えるアミノ酸、運動後は筋肉の原料となるタンパク質を補うのはもはや常識。最近では、グリシンのように休養の質を高めるサプリも登場している。サプリの力を有効に使ってトレーニング、休養、栄養補給の3本柱を強化すれば、理想のカラダにも最速で近づける。
大きく分けてサプリには2つのタイプがある。ひとつは普段の食生活で不足する栄養素を補うベースサプリ。体内で合成できないビタミンやミネラルなどがこれに入る。もうひとつは食生活ではあまり多く摂取しない成分の機能性に期待するファンクショナルサプリ。大豆イソフラボンのように食品由来の成分と、イチョウ葉などハーブに由来する成分がある。
ベースサプリは偏った食生活の弱点を補うものであるから、自分の食生活で不足していると思われる成分をチェックして選ぶ。難しいのはファンクショナルサプリ。機能性に科学的な裏付けが乏しいケースもあり、過剰摂取で健康を損なう可能性もゼロではない。値段で安直に選んだりせず、WEBなどで積極的に情報公開している信頼できる製品を選ぼう。
サプリには野菜やハーブなど植物の成分を配合したものが目立つ。なかでも有名なのは、赤ワインやウーロン茶に含まれることでも知られているポリフェノール。
植物中の化学物質を「フィトケミカル(植物性化学物質)」という。そのうちポリフェノールは植物が光合成で作り出す色素などの成分で、これまでに5,000種以上も発見されている。ややこしい話であるが、カテキン、アントシアニン、イソフラボンなどのフラボノイドも、ポリフェノールに含まれている。
ポリフェノールには、抗酸化作用など生活習慣病予防に有益な働きを持つものが沢山ある。"第7の栄養素"としてその機能性の研究が進んでおり、これから新たなポリフェノール系サプリがどんどん誕生しそうな気配があり期待されている。

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