ザ・マジックアワー:三谷幸喜監督作品

三谷幸喜さんの「ザ・マジックアワー」がDVD化されたので見てみました。

映画の封切り当初は、三谷幸喜さんと主演の佐藤浩市さんが、バラエティー番組とかに出まくって宣伝してましたね。映画館で見ようか迷っているうちに公開終了してしまいました。

久々の三谷幸喜さん作品ということで、ワクワクしながら観ました。

公開前のTV出演などで話されていた内容から、期待感が上がっていて、ハードルが高くなっていたせいもあるのですが、結果は少し残念な印象。

舞台になる街は1930年代のようなレトロな街 守加護。街を牛耳るボス天塩(西田敏行)の女マリ(深津絵里)に手を出したことがばれた部下の備後(妻夫木聡)に、命と引き換えにボスが出した条件は、幻の殺し屋を5日以内につれてくること。
当然幻の殺し屋なんてつれてこられるわけもなく、切羽詰まった部下は、夢はあるけど売れない役者の村田(佐藤浩市)を映画撮影と偽って幻の殺し屋としてボスへ引き合す。
ここから、台本無しのドタバタ喜劇の始まり・・・

と思ったのですが、あんまりドタバタしませんでした。

カメラも照明も台本もないのに映画撮影だと思い込む村田や、村田の演技で本物の殺し屋だと思い込む天塩の部下たち。村田に映画撮影ではないと気付かれないために右往左往する備後など、ドタバタの要素は一杯あると思うのですが、なんだか不自然過ぎて入り込めなかったです。

主演の佐藤浩市さんも頑張っていたとは思うのですが、コメディーには見えませんでした。やはり「THE有頂天ホテル」の政治家役の方があっている。

本作品は少し残念ですが、全体的には、三谷幸喜さんの映画や役者に対するノスタルジーの作品のような気がしました。

ちょっと辛口な評価になりましたが、三谷幸喜さんファンなら見ておく価値はあると思います。

コメントする

Powered by Movable Type 5.02