慎治:今野 敏
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中学生の慎治は3人の同級生にいじめられて、自殺まで考えるようになる。ある日、担任教師の古池が、強要されて行った万引の現場を目撃してしまう。しかもその現場は、古池が行きつけのビデオショップ。ビデオショップの店長 松井は、万引き被害に辟易しており、監視ビデオを設置して、万引の画像を公開しようとしている。教師としては熱心ではない古池だが、この事態を解決するために、慎治に自分の趣味の世界を紹介する。その趣味の世界とは、ガンダム・スクラッチ・モデル制作。慎治は、次第にカルトな趣味の世界に引き込まれ、自分の居場所を見つけていく。しかし、万引きの後始末はもつれにもつれ、思わぬ方向へ発展していく。 |
今野 敏さんは、担当者から「思い切りオタクの話をかきませんか」と言われてこの作品を書いたそうです。今野 敏さん自身も相当オタクが入っているようで、ついつい書き過ぎてしまうので苦労したそうです。ガンダムやモデリングは実際に今野 敏さんの趣味だそうです。
ガンダムの歴史や、モデリングの話が詳しく書かれていて、さらにはサバイバルゲームなど、おやじ的にも以前から興味があったので思いっきり楽しめました。もちろん、ストーリーの方もバッチリ。慎治の心境の変化が伝わってきて、思わず「よかったね」と言ってしまいそうになります。読後感は爽快の一言。カルトな世界に入り込まないよう注意しないと(^_^;)
今野 敏さんの作品はまだ2冊読んだだけですが、登場人物の描き方が抜群だと思います。それぞれのキャラがよく立っています。決して長い文章で描かれているわけではないのに不思議です。
さあ、次は「ST警視庁科学特捜班」に挑戦です。楽しみ楽しみ(#^.^#)

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