映画:スラムドック$ミリオネア 切なくて楽しい映画です
アカデミー賞8部門など、多くの賞を受賞している「スラムドック$ミリオネア」を一足先に鑑賞してきました。
インドのスラム街で育ち、今は電話会社でチャイ運びをやっているジャミールが、インドの人気TV番組「ミリオネア」に出演して1000万ルピーを獲得し、ついに最終問題2000万ルピーをかけた問題への挑戦権を得るが、放送時間が終了して最終問題への挑戦は次週に持ち越しとなる。
ところが、スラム育ちで無教養なジャミールが勝ち残れるはずがないと、不正の疑いをかけられ警察に連行。拷問された上に取り調べを受けることになる。
取り調べの中で明かされる、悲しいまでのジャミールの過去と、「ミリオネア」に出場した理由。問題の一問一問がジャミールの過去と繋がり、どうなってしまうんだ!と最後まで手に汗を握る映画です。
主役は3人で、ジャミールとジャミールの兄マリク、そして紅一点のラティカ。それぞれの人物の幼少時代、子供時代、そして青年時代と別々の役者さんが演じてますが、本当に別の人?と思うほど違和感なく見ることができます。また、それぞれの演技も素晴らしい!これには驚いた。
インドの貧困層の悲惨な現実と、その中で必死に生きていく子供たち、そして子供たちを食い物にしている大人たち。
序盤は、もう止めてくれというほどの現実を突き付けられますが、それでも笑顔で遊んでいる子供たちに助けられます。
さらに終盤に向かっては、どうかジャミールに幸せになって欲しいと願っていると思います。
単なる娯楽映画ではなく、社会派の強いメッセージを持ちつつ、一流の娯楽映画になっています。
果たして、今年この映画を超えるものが出てくるか?それほどお勧めの映画です。

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