ドイツ出張記 その1

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10月2日から10月20日まで、仕事でドイツ出張行って来ました。

ブランデンブルグ門 ドイツは2回目の訪問になります。

前回は約20年前に、こちらも仕事で行きました。

当時おやじは、海外向けカーラジオのソフト開発を行っており、セットメーカーの開発担当者と一緒に行き、車に製品を積んでドイツ中を走りまわって、性能評価を行いました。

欧州のラジオは、RDS(Radio Data System)という規格があり、FM放送にデジタルデータを載せて来て、放送局名や放送しているジャンルを送って来ます。それらのデジタルデータを取得して表示したりするのですが、その中でも目玉の機能がAF(Altanative Frequency)という機能です。

FM放送の電波とうのは、AMに比べて到達範囲が狭いのですが、欧州というのはエライ広くて、全域をカバーするためには放送用のアンテナを沢山建てる必要があります。それぞれのアンテナがカバーするエリアは少し重なる訳ですが、そうすると今度は同じ周波数を使っていると干渉してしまうため、周波数を変える必要があります。

こうなっていると何が問題になるかというと、家庭用の据え置きラジオなら問題ないのですが、カーラジオの場合は移動するので、お気に入りの曲を聴きながら走っていて、アンテナのカバー範囲を出てしまうと、受信できなくなってしまうので、お気に入りの曲を聴き続けるには手動で同じ放送局を探さなくてはならなくなります。

ドイツには有名なアウトバーンがあり、300km/hぐらいのスピードで車がビュンビュン走っています。こんなスピードで走ると、一つのアンテナがカバーする範囲なんて、あっという間に通過してしまいます。そして、300km/hで走りながら、カーラジオのボタンを操作することになるわけです。

こりゃ危険だ!

という事で、AF機能とは、今聞いている放送局と同じ放送をやっている周波数のリストを送って、聞こえなくなってきたら自動的に、今聞いている放送と同じ放送をやっている周波数へ切り替える、という機能です。

まあ!便利!

言葉で書くと簡単そうですが、電波状態は場所によって様々。しかも、運転者に気付かれないように切り替えなくてはいけない、などという制約があるため、20年前には各カーラジオメーカーがAF機能の性能アップに凌ぎを削っていました。

性能の鍵を握るのは、ソフトウェアのアルゴリズム。

そんなわけで、前回の出張では、主にドイツの各地を走り回って、ソフトウェアの変更をやって来ました。

今回の出張は、ソフトウェアの結合テストです。

今おやじが関わっているシステム(こちらも車用)のソフトウェアは、おやじの会社とドイツのソフトウェア開発会社が共同で開発しています。サンプルの納品が近づいてきたため、日本の開発メンバーと一緒に、ドイツの開発会社へ行って来ました。

前回はドイツ中を走り回りましたが、今回はハノーバー近郊のGiphonという小さな街にずっと滞在しました。

まえ置きが長くなりました、「ドイツ出張記 その2」へ続く・・・

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このページは、kaneyukiが2010年10月24日 20:16に書いたブログ記事です。

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