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自転車のパーツには、大きく米国式、英国式およびフランス式の3種類があるらしく、タイヤの大きさの表記や空気を入れるバルブの形状等で違いがあります。
チューブとタイヤが別れており、チューブを入れたタイヤのビードをホイールのリムの内側にはめ込んで使用するタイヤ。普通にママチャリとかに使われているタイヤです。
リムとのはめ合わせ方法の違いでWO (Wired On) 、HE (Hocked Edge) 、BE (Beaded End) の3つに分類される。パンク修理が簡単で、繰り返し使えるので経済的、タイヤも比較的安価。
- WO(ワイヤードオン)
WOはイギリス、フランス規格のもである。タイヤのビード部に鋼製、またはケブラー製のワイヤーがあり、これがリムにはまり込むことでリムにタイヤが保持される。英国規格のものはインチの分数表記(例:26インチ1 3/8など)されることが多い。フランス規格はミリ表記(例 700-23c)される。 - HE(フックドエッジ)
HEは米国の規格である。MTBに使用されているタイヤはこのタイプで、同じインチ数でもWOより一回り小さい。タイヤの太さはインチで表記されるが、こちらは小数点表記である(例:26インチ1.75など) 。 - BE(ビーデッドエッジ)
BEはリムに引きかける部分より下側に耳が出ていて、タイヤを装着するとチューブをタイヤが包み込む形となる。通称「耳つきタイヤ」。リム打ちパンクに強く、荷重や悪路に強い。他のタイヤに比べて重い。
ゴム製のインナーチューブを袋状の布(「カーカス」または「ケーシング」と呼ぶ)で縫い包み、接地面のトレッド部にゴムを張ったタイヤの事である。自転車チューブに更に、頑丈なゴムの円周状カバー(ケーシング)を被せたと考えればよい。 ホイールのリムには、リムセメントと呼ばれる接着剤や専用の両面テープを使用し貼り付けて使用する。
リム、タイヤ共に軽量で、乗り味がしなやかであり、コーナリング特性に優れるなどのメリットもある。またパンクの主原因のひとつであるスネークバイト(リム打ちパンク)が殆ど起こらずパンクし難く、構造上パンクしても急激には空気が抜けないため、パンクした状態でもある程度走り続けることが可能である。クリンチャータイヤに対して絶対的に有利な構造である。
欠点は、修理や交換の手間がかかるという事と、ランニングコストが高い事である。現在は、ロードレースやトラックレースなどの競技用に主に使用されている。
チューブは使わず、タイヤとリムの間に空気を入れ、ビードとリム内側壁との間で空気を密閉するタイヤ。MTB用のタイヤとして使われる。オフロードでは異物が刺さるパンクよりも岩または倒木などによるリム打ちパンクが多く、チューブレスタイヤはチューブが無いためリム打ちを起こさない。 パンク修理には一般のチューブ用のパッチを内面に貼り付ける。
ロードレース用のタイヤも発売されているが、まだ数は少ない。
チューブが無く空気を入れる必要のないタイヤ。利点は空気を定期的に入れる必要のないことおよびパンクしないこと。多くは、ポリウレタンに微小な独立気泡を無数に入れて、タイヤに成形している。 ごく一部の自転車、幼児用自転車および車椅子には、エアレスタイヤが使われている。
タイヤの大きさ(寸法)は、タイヤの種類よりも複雑。でも、タイヤの側面に記載されているので、一度自分のタイヤを見てみることをお勧め。自分の自転車のタイヤ種類と大きさがわかれば、タイヤやチューブが破損したときに、安売り店で買って来て、自分で修理することも可能になるでしょう。多分。
- ETRTO、ISO系
ETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation)という、タイヤ関係の標準化を行っている欧州の機関の規格。ISOもETRTOの規格を採用。
表記方法:タイヤ幅(mm)-リム径(mm)
*:チューブラータイヤは規格にない。 - インチ系
表記方法:タイヤ外径(inch)×タイヤ幅(inch)×タイヤ高(inch)
*:[タイヤ高]は必要に応じて記載。 - フランス系
表記方法:タイヤ外径(mm)×タイヤ幅(mm)[A or B or C or D]
*:タイヤ幅の後ろのA、B、C、Dはリム直径。Aが最細幅、Dが最広幅。日本ではCのみ。
タイヤの大きさ(寸法)は、「呼び寸法」というもので呼ばれるようです。
おやじの自転車のタイヤには、各規格の寸法が併記されてました。却って自分のタイヤが何なのか混乱しました。結局、バルブがフランス式だったので、多分フランス系なんだろうな、と今のところ思ってます。
チューブラータイヤの呼び寸法は、別の方式になります。
| ETRTO,ISO | インチ系 | フランス系 | 外径 |
| 54-110 | 8 1/2 x 2 | - | |
| 62-203 | 12 x 1/2 x 2 1/4 | 320 x 57 | 322 |
| 47-305 | 16 x 1.75 x 2 | - | 399 |
| 32-369 | 16 x 1 1/4 | - | |
| 47-355 | 18 x1.75 x 2 | - | 448 |
| 28-406 | 20 x 1 1/8 | - | 462 |
| 37-406 | 20 x 1.5 | - | 480 |
| 47-406 | 20 x 1.75 | - | 500 |
| 54-406 | 20 x 2.0 | - | 514 |
| 57-406 | 20 x 2.125 | - | 520 |
| 54-428 | 20 x 2 | - | 536 |
| 47-501 | 24 x 1 3/4 | 600 x 45C | |
| 37-507 | 24 x 1.5 | - | 581 |
| 47-507 | 24 x 1.75 x 2 | 600 x 50C | 601 |
| 37-540 | 24 x 1 3/8 A | 600 x 35A | 616 |
| 28-541 | - | 600 x 28A | 597 |
| 37-541 | - | 600 x 35A | 615 |
| 25-559 | 26 x 1.0 | 609 | |
| 28-559 | 26 x 1.25 | - | |
| 32-559 | 26 x 1.25 | 623 | |
| 38-559 | 26 x 1.5 | - | |
| 40-559 | 26 x 1.5 | 639 | |
| 44-559 | 26 x 1.6 | - | |
| 47-559 | 26 x 1.75 x 2 | 650 x 50 | 653 |
| 50-559 | 26 x 1.9 | - | 659 |
| 54-559 | 26 x 2.0 | - | 666 |
| 57-559 | 26 x 2.3 x 2.125 | - | 673 |
| 20-571 | 26 x 3/4 | 650 x 20C | 611 |
| 23-571 | 26 x 1 | 650 x 23C | 617 |
| 40-571 | - | 650C | 651 |
| 47-571 | 26 x 1 5/8 | 650 x 45C | |
| 54-571 | 26 x 2 | 650 x 50C | |
| 28-584 | 26 x 1 1/8 x 1 1/2 B | 650 x 28B | 640 |
| 32-584 | 26 x 1 3/8 | 650B | |
| 37-584 | 26 x 1 3/8 x 1 1/2B | 650 x 38A | |
| 40-584 | 26 x 1 1/2 x 1 3/8 | 650 x 38B | 662 |
| 44-584 | 26 x 1 1/2 x 1 5/8 | 650 x 42B | 672 |
| 47-584 | 26 x 1 5/8 | 650B | |
| 37-590 | 26 x 1 3/8 | 650 [x 35]A | 668 |
| 32-597 | 26 x 1 1/4 | - | 661 |
| 40-609 | 27 x 1 1/2 | 650 x 32 | |
| 18-622 | - | 700 x 18C | 658 |
| 20-622 | - | 700 x 20C | 664 |
| 23-622 | - | 700 x 23C | 668 |
| 25-622 | - | 700 x 25C | 672 |
| 28-622 | 28 x 1 5/8 x 1 3/8 | 700 x 28C [700C] | 678 |
| 32-622 | 28 x 1 1/4 x 1 3/4 | 700 x 32C | 686 |
| 35-622 | 28 x 1 5/8 x 1 3/8 | 700 x 35C | |
| 37-622 | 28 x 1 5/8 x 1 3/8 | 700 x 37C | 696 |
| 40-622 | 28 x 1 5/8 x 1 1/2 | 650 x 38A | 700 |
| 42-622 | 28 x 1.6 | 700 x 42C [40C] | |
| 47-622 | 28 x 1.75 | 700 x 47C [45C] | 712 |
| 20-630 | 27 x 1 | - | |
| 25-630 | 27 x 1 1/8 | - | 680 |
| 28-630 | 27 x 1 1/8 | - | |
| 32-630 | 27 x 1 3/8 | - | 694 |
| 38-635 | 28 x 1 1/2 | 700 x 38B [35B] | 714 |
| 40-635 | 28 x 1 5/8 | 700B | 715 |
| 37-642 | 28 x 1 3/8 | 700A | |
| 44-642 | 28 x 1 3/4 | 700A |
チューブラータイヤ呼び寸法
| インチ系 | リム径 |
| 26 x 3/4 | 582 |
| 26 x 1 | |
| 26 x 1 1/8 | |
| 26 x 1 1/4 | |
| 27 x 3/4 | 632 |
| 27 x 1 | |
| 27 x 1 1/8 |
ご存じ、タイヤの内側に付いている、空気入れで空気を入れる部分です。
以前おやじが乗っていた自転車は、すべて同じ形状のバルブ(空気入れのホースの先がハサミみたいになっているやつ)だったので、てっきり1種類だけかと思っていたら、全部で5種類もあるそうです。先日購入した自転車は「仏式」というものでした。慣れ親しんでいたのは英式です。
さらに、空気入れもそのバルブ形状に対応したものが必要です。
おやじは英式のものしか持っていなかったので、英式・仏式・米式に対応したものを購入しました。また、ロードレーサー等のスポーツタイプの場合には、空気圧の管理も大切だそうなので、空気圧計の付いているものがいいようです。あと、自分の自転車に必要な空気圧に対して十分余裕のあるものを買った方が良いです。おやじは、最初ギリギリの物を買ったら、途中から空気が漏れて必要な気圧まで入らなくて、結局買換えました。
日本ではママチャリを中心にもっとも普及しているバルブ。虫ゴムと呼ばれる細いゴムチューブの弁が付く。空気漏れが少なくバルブの補修も容易だが、虫ゴムが劣化しやすく、劣化すると急速に空気漏れが起こるため、定期的に交換が必要。虫ゴムを使わないタイプの製品も発売されている。
マウンテンバイクやBMXなど強度が必要な車種に採用される。構造が単純で扱いやすい。また頑丈で空気も漏れにくいがやや重い。自動車やモーターサイクルと共通であるため、ガソリンスタンドで空気を入れてもらえる。
ロードバイクやマウンテンバイクなどレース用の自転車でよく使われる。チューブラータイヤもほとんどこのタイプ。高圧の充填が可能。先端のナットを緩め、いったん押し込んで弁を開いてから充填する。軽量だが構造的に華奢。
基本的な構造は英式と同じだが細く、競輪用のチューブラータイヤで使用される。
